皆さん、英語のことわざをどのくらい知っていますか?🤔
英検の勉強ではあまり出てこないと思いますが、学校などでいくつか習ったことがあると思います。
日本語と英語には、似たような意味を持つことわざや慣用句が案外多く存在しています📚
私も中学生のときに学校の英語の授業で学んだのですが、意外と共通点が多いことに驚きました。
今日のジャーナルでは、まず英語のことわざや慣用句を順番に紹介します。
日本語だと何になるか、推理してみてください🕵️
後半に回答を載せているので、正解だったか確認してくださいね
英語のことわざを習いつつ、日本語のものも再確認できるので、一石二鳥ですね
(ちなみに「一石二鳥」はなんと表現するか知っていますか?後で紹介しますね!)
<ことわざ・慣用句 英語版>
・ Time is money.
時間はお金と同じくらい大切で、無駄にしてはいけないという教訓です💰
・ Haste makes waste.
急いで行動すると、かえって失敗したり無駄が増えたりするという意味です🏃♂️💥
・ Even monkeys fall from trees.
どんなに熟練した人でも、時には失敗することがあるという教えです🙈
・ Seeing is believing.
何度も聞くより、実際に見たほうがはるかに理解しやすいという意味です👀
・ Tomorrow is another day.
今日の困難があっても、明日はまた新しい日であり、心配しすぎないようにという教えです🌅
・ He who chases two rabbits catches neither.
欲張って2つのことを同時にやろうとすると、どちらもうまくいかないという意味です🐇🐇
・ Many a little makes a mickle.
小さな努力や積み重ねが、最終的には大きな成果を生むという教えです📈
・ Laughter is the best medicine.
笑いは幸運や健康をもたらすという考え方です。明るい心持ちが良い結果を招くことを示しています😄
・ Better safe than sorry.
事前に準備しておくことで、困難や問題が起きた時にうまく対処できるという教えです🛡️
・ There’s no use crying over spilt milk.
一度起きてしまったことや失敗は、いくら悔やんでも取り戻せないという教えです🥛💧
・ Kill two birds with one stone.
一つの行動で二つの利益を得るという意味です🪨🐦
・ Casting pearls before swine.
価値のわからない人に貴重なものを与えても無駄だという教えです🐷💎
・ God helps those who help themselves.
自分で努力する人には、周りの助けや運もついてくるという意味です🙏✨
・ A black hen lays a white egg.
普通の親から優れた子供が生まれることを示すことわざです🥚
・ When in Rome, do as the Romans do.
新しい場所や文化に行ったら、その地の習慣に従うべきだという意味です🏛️
・ Rome wasn't built in a day.
大きな成果や偉業は、一朝一夕には達成できないという意味です。
時間をかけて努力を続けることの大切さを表しています⏳
・ Easy come, easy go.
不正な方法で得たお金や物は、長続きしないという教訓です💸
・ Nothing ventured, nothing gained.
リスクを取らなければ、大きな成果や成功は得られないという教えです🎲
・ Preaching to deaf ears.
いくら良いことを言っても、聞く耳を持たない人には効果がないという教えです👂
・ The grass is always greener on the other side of the fence.
他人のものや状況は、自分のものよりも良く見えるという心理を表したことわざです🌱
<回答編>
英語の一覧を見て、どのくらいわかったでしょうか?🤔
それでは、ここから回答編です📖
Time is money. 時は金なり💰
これは皆さん分かったのではないでしょうか?ベンジャミン・フランクリンの書物に由来する言葉です📘
明治期に日本でも広まったようです。
Haste makes waste. 急がば回れ🏃♂️
haste(急ぐ)とwaste(無駄)で韻を踏んでいるので覚えやすいですね🗣️
Even monkeys fall from trees. 猿も木から落ちる🙈
日本語では「弘法も筆の誤り」もあります。
Seeing is believing. 百聞は一見に如かず
日本語のことわざは、「趙充国伝」という紀元前1世紀の漢書に由来するそうです
Tomorrow is another day. 明日は明日の風が吹く
何度、このことわざに励まされたことか!
He who chases two rabbits catches neither. 二兎を追う者は一兎をも得ず🐇🐇
英語では関係代名詞が使われているので、ぱっと見てわかりづらかったかもしれませんね📚
Many a little makes a mickle. 塵も積もれば山となる🗻
英語は、直訳すると「小さなものが集まると mickle(たくさん、多量)になる」です
Laughter is the best medicine. 笑いは百薬の長😄
日本語では「笑う門には福来たる」とも言いますね✨
Better safe than sorry. 備えあれば憂いなし
英語では、後悔(sorry)するよりも、安全(safe)にしていたほうが良いと表現します
There’s no use crying over spilt milk. 覆水盆に返らず🥛💦
こぼれてしまった液体が日本語では水、英語ではミルクなのが面白いですね
spiltはspillの過去分詞形です📘
Kill two birds with one stone. 一石二鳥🐦
冒頭紹介した一石二鳥でした
Casting pearls before swine. 豚に真珠🐷💎
日本語では「猫に小判」とも言いますね🐱💰
英語では、「豚(swine)の前に真珠(pearls)を投げる(cast)」と表現します
swineもpigも豚ですが、swineは例えば家畜の分類上の表記など、よりフォーマルな場面で用いられます。
ただ、侮蔑的な意味で用いられることもあるので、注意が必要な単語です。
God helps those who help themselves. 天は自ら助くる者を助く
明治期に英語→日本語に訳されて広まった格言です📖
これも英語の方では関係代名詞が使われています📚
A black hen lays a white egg. 鳶が鷹を生む🐤🦅
直訳すると「黒い鶏が白い卵を産む」になりますが、人間には「黒=悪」のようなステレオタイプがあると思います
「白黒はっきりつける(善か悪か、有罪か無罪か)」、「ホワイト企業、ブラック企業」などと表現したりしますよね🏢
近年、このような表現は差別的だと考える人もいるため、多人種の人々がいる場など、配慮すべきときは使わない方が無難でしょう。
When in Rome, do as the Romans do. 郷に入っては郷に従え
Rome wasn't built in a day. ローマは一日にして成らず⏳
ここでは、Romeは古代ローマ帝国、Romansはローマ人です🏺
Easy come, easy go. 悪銭身につかず
簡単に手に入るものは、簡単に去りゆくという考えです
Nothing ventured, nothing gained. 虎穴に入らずんば虎子を得ず🐯
日本語の虎穴・虎児という表現、よく考えたらすごいですね
中国の後漢書に由来するようです
Preaching to deaf ears. 馬の耳に念仏🐴🧘
preachは「牧師などが教えを説くこと」を意味します
また、deafは「耳が聞こえない聴覚障害」を指すことが一般的ですが、「聞く耳を持たない」という意味もあります。
The grass is always greener on the other side of the fence. 隣の芝生は青い🌱🌿
少し話がそれますが、青信号を英語ではgreen lightと言います🚦
芝生も信号と同様、英語では緑、日本語では青なんですね。
<終わりに>
このように、英語と日本語には同じような意味を持つことわざ・慣用句がたくさんあります。
英語のものが元になっていて日本にも広まったものもありますし、日本語のものは中国に由来するものが多いようですが、異なる言語でも人間の経験や教訓が共通していることが分かるので興味深いですね。
日本語にしても英語でも、ことわざなどを使うと表現力が豊かになり、短い言葉で深い意味を伝えることが可能になります。
日本語の類似した表現と結びつけながら、英語のことわざ、どんどん覚えていきましょうね👍
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